不憫さを確かめる日記 7

小学一年生のときの話。

学校に行くといつもどうしてか気分が悪くなって、保健室に通っていた。寝ても良くならないから、母親に迎えに来てもらって、よく早退していた。いつも、近くのコープでおにぎりを買って帰った。家に帰ると、学校にいたときとは一変してすっかり元気になっているから、母親にそれを尋ねられていた。